日産サクラと三菱ekクロスEVの違いを徹底比較していきましょう!
日産と三菱の共同開発によって生まれた、注目度と人気が高い軽規格電気自動車、日産サクラと三菱ekクロスEV。
どちらも同じプラットフォームを使用していますが、エクステリアやインテリアデザインの違いはたくさんあります。
2台の販売台数の違いなども踏まえて、徹底的に比較していきましょう!
日産サクラと三菱ekクロスEVを紹介
日産のサクラと三菱のeKクロスEVは、日産と三菱の合弁会社である「株式会社NMKV」によって企画開発された軽自動車企画の電気自動車です。(いわば兄弟車になります)
そのため、両モデルはプラットフォームやEVシステム、一充電航続距離、基本的な安全装備などは同じものです。
日産サクラのエクステリア・インテリアデザイン
軽自動車EVとしても日産の電気自動車であるリーフ、アリアからのデザインをしっかり継承した、気品のあるデザインに仕上がっていますね!
三菱ekクロスEVのエクステリア・インテリアデザイン
その通り。こちらはekクロスのデザインをそのままに、中身は電気自動車というEVへのハードルを下げた三菱ファンを喜ばせるものになっています!
日産サクラと三菱ekクロスEVの基本性能
そして兄弟車となるサクラとekクロスEVは当たり前ですが、基本性能は同じとなります。
サクラ | ekクロスEV | |
グレード構成 | 【X】と【G】の2グレード | 【G】と【P】の2グレード |
一充電航続距離 | 180km | 180km |
交流電力量消費率 | 124Wh/km | 124Wh/km |
最高出力 | 47kW | 47kW |
最大トルク | 195N・m | 195N・m |
サクラとekクロスEVの販売台数の違い
しかし、大きな差が出ているのが販売台数。結構な差がありますね~
サクラ | ekクロスEV | |
2023年1月~6月の販売台数 | 19589台 | 5040台 |
※全国軽自動車協会連合会公式HPより引用
なんと、販売台数は4倍近くの差が。サクラの方が売れてますね~
これはメーカーの規模や広告予算などによるでしょうが、それにしても結構な差があるな(笑)
エクステリアデザインの違いを比較
サクラのエクステリアデザイン
特徴的なホイールデザインからフラット目なフロントデザインなど、しっかり日産の電気自動車っぽくまとまっています。
リアデザインなんかまさにイマドキっぽい、カッコいいシルエットが特徴的ですね!
ekクロスEVのエクステリアデザイン
そうなんです。ekクロスがそのまま電気自動車になった、そのままです!
- 日産の電気自動車のデザインを引き継いでいるサクラ
- 三菱ekシリーズのデザインを引き継いでいるekクロスEV
こういった構図になっていますね!
インテリアデザインの違いを比較
サクラのインテリアデザイン
上位グレードは特にですが、2つの両グレードとも室内はとても高級感が漂うデザインになっています。
ekクロスEVのインテリアデザイン
サクラもekクロスEVも、EVだからと言って狭い印象はなく、むしろ広々とした空間設計になっていますね!
サクラとekクロスEVの価格の違い
価格比較 | サクラ | ekクロスEV |
価格 | 【X】2,548,700円
【G】3,040,400円 |
【G】2,546,500円
【P】3,081,100円 |
価格はグレード毎に比較してもほぼ同じと言っていいでしょう。
サクラとekクロスEVのサイズの違い
サイズ比較 | サクラ | ekクロスEV |
全長 | 3395mm | 3395mm |
全幅 | 1475mm | 1475mm |
全高 | 1655mm | 1655mm |
室内長 | 2115mm | 2065mm |
室内幅 | 1340mm | 1335mm |
室内高 | 1270mm | 1270mm |
ホイールベース | 2495mm | 2495mm |
最小回転半径 | 4.8m | 4.8m |
車両重量 | 1070-1080kg | 1060-1080kg |
ほぼ同じですが、室内長だけ数値で見ると違いがあるようです(実際に使用して感じるサイズの違いではない)。
サクラとekクロスEVの安全性能の違い
サクラの安全性能装備
- インテリジェント エマージェンシーブレーキ
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)
- インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)
- インテリジェント DA(ふらつき警報)
- 標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)
- 先行車発進お知らせ
- SRSサイドエアバッグ〈前席〉
- SRSカーテンエアバッグ
上位グレードの【G】だと、上記した標準装備にプラスして以下の安全性能も付いています。
- プロパイロット
- プロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付)
- SOSコール
- SRSニーエアバッグ〈運転席〉
- ロードリミッター付プリテンショナーシートベルト〈後席〉
ekクロスEVの安全性能装備
- 衝突被害軽減ブレーキシステム(歩行者・自転車運転者検知付)
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- 車線逸脱警報システム&車線逸脱防止支援機能
- オートマチックハイビーム
- ふらつき警報
- 前方衝突予測警報
- 標識認識システム
- 先行車発進通知
- 運転席SRSニーエアバッグ
- ヒルスタートアシスト
- オートライトコントロール
そしてekクロスEVの場合、
- マイパイロット パーキング
- レーダークルーズコントロールシステム(全車速追従機能付)
- 車線維持支援機能
上記装備はどちらのグレードでもオプション装備となります。
サクラとekクロスEVの補助金の違い
補助金 | サクラ | ekクロスEV |
国の補助金 | 550,000円 | 550,000円 |
自動車重量税減税額 | 約7,500円 | 約7,500円 |
自動車税減税額(東京都で4月登録の場合) | 約8,100円 | 約8,100円 |
自治体の補助金(再エネ導入の場合) | 600,000円 | 600,000円 |
サクラもekクロスEVも同額の補助金申請を行うことが可能です。
ただ自治体部分の補助金はお住いの地域の自治体によって変わってきますので、次世代自動車振興センター公式HPにてご確認ください。
サクラとekクロスEVの充電の違い
EV(電気自動)車を自宅で充電する場合は、EV充電用コンセントや漏電遮断機能付専用分岐ブレーカーの設置など専門的な工事を必要とします。(サクラもekクロスEVも同じ)
普通充電 | サクラ | ekクロスEV |
満充電目安 | 8時間 | 8時間 |
※サクラでは充電ケーブル(コントロールボックス付、200V 7.5m用)がメーカーオプションとなります。
まとめ どちらを選べばいい?
以上、人気の軽自動車EVの違いを比較してきました!
同じプラットフォームとはいえど、デザイン面の違いはもちろん、他の部分もそれなりに違いはあったように思います!
サクラは先進装備まで楽しむEV
サクラは上位グレードのGを選べば、標準装備だけでかなり装備が充実しているので、
- 軽自動車でもお洒落なEVがいい
- 最新の装備を楽しみたい
こんな人はサクラがぴったりだと思います!
ekクロスEVは三菱のekシリーズを楽しむEV
ekクロスEVは、ekシリーズの系譜をしっかりと引き継いでいるEV車なので、
- 三菱の車が好き
- ekシリーズが好き
- デリカシリーズを1台目で持っている
こんな人におすすめになるでしょう!
どちらにせよ実際に試乗してみてフィーリングを確かめることをオススメします^^
軽自動車のEVを一台持ってるって、もしかして最高なのでは?!
軽最高!